利賀ダム工事事務所安全対策協議会の安全施工研究発表会が行われた。

この研究発表会は現場の技術力の向上を目的に国土交通省北陸地方整備局利賀ダム工事事務所安全対策協議会が毎年開いているもので、今年で１６回目。

はじめに利賀ダム工事事務所安全対策協議会会長の大角 一浩さんが「発表の中でよいと思う施工方法などがあれば、積極的に現場に取り入れてほしい」と挨拶した。

そのあと、利賀ダムの工事に携わる業者が各現場で取り組んだ安全管理や施工管理の工夫について発表した。

発表では車両位置システムを使い走行状況を把握して安全面を強化したことや全国的にも活用実績の少ないＩＣＴ施工技術を活用して人員、時間を減らしながら精度良く施工面積を計測したことが紹介された。

今回発表された施工事例などは各社に持ち帰り、今後の安全管理に活かされる。