元気に仕事ができる環境づくりを目指す、小矢部市シルバー人材センターの安全就業講習会が開かれた。

小矢部市シルバー人材センターでは、毎年、事故ゼロを目指し「安全就業講習会」を開き、事故情報の共有と防止策の啓発、体力づくりの普及に努めている。

講習会では、富山県シルバー人材センター連合会の安全・適正就業推進指導員、真木 広之さんが今年度の事故の傾向と対策について話した。

真木さんはグラフを使って、去年１２月の時点で昨年度の事故件数を上回ったことや、８月の件数は、熱中症とハチに刺された被害が多く、過去最多であったことなどを紹介した。

続いて、安全管理委員長の高内 広さんが大規模災害の防災をテーマに講演し「小矢部市は２００７年の能登半島地震以来、大きな揺れはないが普段の心構えが必要」と注意を促した。

講習会のあと「体力づくり」指導もおこなわれ、砺波市在住の健康運動指導士、和田 千恵子さんがいきいきと働くことを目的とした健康体操を紹介し、まっすぐ歩く基本的な運動をしたり、脳トレ効果も加えた健康体操にのぞむなど、楽しく体を動かしていた。