津沢夜高あんどん祭がおこなわれる前、小矢部消防署津沢出張所に、火災予防を呼び掛ける「あんどん」が設置された。

この「あんどん」は、地域住民に火災予防を呼び掛けようと小矢部市消防団女性分団と小矢部消防署津沢出張所が、祭りに合わせて毎年製作している。

「あんどん」は、縦５５センチ、横９０センチのパネル２４枚でつくられ、分団員と署員が協力して出張所の窓に貼り付けられた。

そして、あんどんの点灯式が行われ嶋田 幸恵分団長が「それぞれの立場で小矢部市民のために安全安心を守っていきたい」とあいさつし、点灯ボタンを押した。

「あんどん」には、今年度の全国統一防火標語「火を消して　不安を消して　つなぐ未来」の文字が書かれ、その背景には、未来永劫の幸せと平安を願う波模様や、魔除けの効果がある麻模様なども描かれた。

また、子どもたちにも防火意識を高めてもらおうと、ドラえもんやスラムダンクなどのキャラクターも描かれ、６月４日まで、市民に防火を呼びかけた。