南砺市の中学生に、将来の自分を考えてもらう「自分の未来をえがく出前授業」が開かれた。

これは南砺市内の中学生に、南砺市内で働く人の生き方に触れてもらい自分の将来について考える機会をつくろうと、南砺市がおこなっている。

井波中学校でおこなわれた出前講座には、講師として「漫画家」の「森 みちこ」さんが招かれ、２年生４５人を前に漫画家の仕事について講演した。

その中で森さんは「漫画家になるためには絵の技術も大切ですがまずはどんな相手でもコミュニケーションをとれようになることが一番大切」と話した上で「人と話すのが苦手という方は、身近なあいさつからできるようになって人間力を高めてほしい」と生徒に呼びかけた。

そのあと漫画家体験として生徒たちがオリジナルのキャラクターを描いた。

森さんは「キャラクターのプロフィールを設定することによって、ストーリーを展開しやすくなる」など生徒たちにアドバイスした。

生徒たちは、そのほか、森さんが漫画家になるまでの経緯を聞いたり、絵の著作権などについて学んでいた。