縫製メーカー「ミヤモリ」が、余分な布切れを再利用した鉛筆を開発して「日本文具大賞」の優秀賞を受賞した。
縫製メーカー「ミヤモリ」が、余分な布切れを再利用した鉛筆を開発して「日本文具大賞」の優秀賞を受賞した。
市内の学校の体操服などを製造するミヤモリでは、生産過程で出る余分な布切れを炭にし、鉛筆の芯として再利用することに成功。そのプロジェクトが評価され、日本文具大賞サステナブル部門の優秀賞に選ばれた。
この日は、ミヤモリの宮森穂専務と新規事業部の大園さんが小矢部市役所を訪れ、桜井市長らに受賞の経緯や今回開発した「服の鉛筆」の説明をした。
宮森専務は、生産過程で生地の20%が裁断くずとなり、年間20トンの「燃えるゴミ」として焼却、埋め立てて処理していたことや地元企業と協力し、およそ3年をかけ
二酸化炭素削減につながるリサイクルを成功させたこと、また、母校の蟹谷小学校で鉛筆の開発・SDGsに関する出前授業をしたことなどを話した。
鉛筆は、現在、サンプルとして900本製作。1本あたり1000円の販売価格が想定されている。今後の商品化に関しては、販売価格を手頃な値段にすることが課題になっており、万単位の生産になると、1本あたり300円以下の販売価格まで下げられるとのことで、販路の開拓が当面の目標だという。
市内の学校の体操服などを製造するミヤモリでは、生産過程で出る余分な布切れを炭にし、鉛筆の芯として再利用することに成功。そのプロジェクトが評価され、日本文具大賞サステナブル部門の優秀賞に選ばれた。
この日は、ミヤモリの宮森穂専務と新規事業部の大園さんが小矢部市役所を訪れ、桜井市長らに受賞の経緯や今回開発した「服の鉛筆」の説明をした。
宮森専務は、生産過程で生地の20%が裁断くずとなり、年間20トンの「燃えるゴミ」として焼却、埋め立てて処理していたことや地元企業と協力し、およそ3年をかけ
二酸化炭素削減につながるリサイクルを成功させたこと、また、母校の蟹谷小学校で鉛筆の開発・SDGsに関する出前授業をしたことなどを話した。
鉛筆は、現在、サンプルとして900本製作。1本あたり1000円の販売価格が想定されている。今後の商品化に関しては、販売価格を手頃な値段にすることが課題になっており、万単位の生産になると、1本あたり300円以下の販売価格まで下げられるとのことで、販路の開拓が当面の目標だという。