「メルヘンおやべ源平火牛まつり」が５年ぶりに開催され、多くの人でにぎわった。

「メルヘンおやべ源平火牛まつり」は、石動商店街や小矢部市民交流プラザを会場に開かれた。

商店街では、石動商店街の屋台村が開店したほか大きなふわふわドームやキッズスポーツエリア、縁日ブースなどが設けられ、子どもたちや親子連れらが楽しんだ。

市民交流プラザ駐車場の特設ステージでは、和太鼓やフラダンス、キッズダンスやアカペラグループが会場を盛り上げた。

また、石動高校の生徒たちがボランティアとして、さまざまなブースで実行委員会のスタッフらをサポートした。

５年ぶりに開催された火牛の計レースは、小学生の子どもの部のレースが行われ、スポーツ少年団の子どもたちを中心に、低学年の部に１１組、高学年の部に２２組が出場した。

レースに使う、わらでできた牛の重さは、およそ１５０キロ。

レースは、５０ｍの直線コースを走ったあと、ぶら下げられたパンを、手を使わずにくわえてゴールするもので、低学年、高学年、それぞれでタイムを競った。

続いて商店街では、小矢部市女性団体連絡協議会のメンバーらを先頭に「おやべ風船音頭」や「おやべよいとこ音頭」などに合わせたまち流しやパレードもおこなわれ、「おやべメルヘンメイト」に就任した東彩佳さんが、巴御前役として「わら牛」に乗って参加した。

パレードは商店街を練り歩いたあと、市民交流プラザの特設ステージで義仲役の「めるへん劇団」の団員が勝どきをあげ、祭りを締めくくった。