「小矢部市民健康フォーラム」がクロスランドおやべで開かれ、市民およそ２００人が健康への理解を深めた。

このフォーラムは、市民の健康増進に役立ててもらおうと、北陸中央病院が開いているもので、今回は「肺がん治療の最前線を学ぼう」をテーマに２人の医師がそれぞれの専門分野について講演した。

まず、砺波厚生センター小矢部支所の堂高千束所長が小矢部市内の健康診断の受診状況について報告し、「年に１度は必ず健康診査や、がん検診を受けてください」と来場者に呼びかけた。

続いて、金沢大学呼吸器外科学の松本勲教授が「最新の呼吸器外科治療について」と題して講演。松本教授は、喫煙によって肺ガンが原因で死亡する確率が高くなると説明し、最新の胸部悪性腫瘍に対する外科治療法を分かりやすく紹介した。

最後に、北陸中央病院の守屋 真紀雄外科医長が「肺がん薬物治療の最新の話題」と題して講演した。

参加した市民は、それぞれの講演にじっくりと聞き入り、健康について理解を深めていた。