介護に関する知識や技術、最新の福祉用具などを紹介するイベント「介護フェス ｉｎ 富山」が開かれた。

「介護フェス ｉｎ 富山」は、一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会の富山県ブロックが企画したもので、株式会社スリーティ運輸ヘルスケア事業部砺波営業所で開催された。

会場には、全国から２１社の福祉用具メーカーが集い、車イスや歩行車をはじめ、介護ベッドなど最新の器具が展示された。

展示されている機器の中には、床ずれを防ぐために圧力を感知して、全自動で寝る体勢を変えてくれるベッドや着るだけで膝や腰をサポートするアシストスーツなど、介護作業に当たるスタッフの負担を軽減する器具が並んだ。

パネルディスカッションでは、富山県介護支援専門員協会 副会長の竹内 嘉伸さんをコーディネーターに介護支援専門員、作業療法士、福祉用具専門相談員の３人のパネリストが登壇し、福祉における多職種間の連携について話し合いが行われた。

参加者はメモを取りながら今後の課題や、解決方法について熱心に耳を傾けていた。