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ブルーベリーとヤーコン特産化へ 北蟹谷で栽培講習会
 
2016年2月10日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市の北蟹谷(かんだ)地域活性化協議会はブルーベリーの観光農園の整備と南米アンデス原産のキク科根菜ヤーコンの特産化に乗り出した。北蟹谷公民館で8日夜、栽培講習会を開いた。

 国の補助事業の採択を受け、地域活性化に取り組んでおり、北蟹谷地区で栽培する人がいるブルーベリーと健康食品として注目を集めるヤーコンに目を付けた。地区内の五郎丸集落にほ場を設ける予定で、ブルーベリーは観光農園として収穫などの体験型観光受け入れを目指す。希望する住民に栽培してもらい、拠点施設の農産物直売所「村の駅きたかんだの郷」で販売する。加工品の開発も見据える。

 講習会には協議会の産業振興委員やかんだクッキング倶楽部の女性ら約20人が参加。高岡農林振興センター担い手支援課の柳瀬純一副主幹と地区内の松尾に住むいなばヤーコン倶楽部会長の松井秀明さんの話を聞いた。ブルーベリーは3月に苗を配って定植、ヤーコンも4月下旬以降に植える。情報交換を目的にかんだブルーベリー、かんだヤーコンの両同好会を作る。

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