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合掌集落と相乗効果を 南砺市長が観光振興へ期待
 
2016年12月2日 南砺市 政治・経済

 南砺市の城端曳山(ひきやま)祭を含む「山・鉾(ほこ)・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産への登録決定を受け、田中幹夫市長は1日に市役所福野庁舎で行った記者会見で、同市のユネスコ世界遺産、五箇山合掌造り集落との連携による観光振興にあらためて意欲を示した。

 市長は「南砺は世界遺産と文化遺産の2本立てになった。エコパークも含めるとさらに(ユネスコの)輪が広がる」と述べ、関連する地域の連携、事業の連動による相乗効果に期待を込めた。

 東海北陸道の城端パーキングエリアにスマートインターチェンジ(IC)を誘致し、既にICのある五箇山とのアクセスを向上させ観光の回遊性を高める方針を説明した。国に2017年度の開設に向けた調査実施を働き掛けるため、基礎的なデータとして提示する交通量の調査委託料など785万円を12月補正予算案に計上する。

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