海外からホッケーのトップコーチを招いた研修会が19日、小矢部市の石動高校で開かれ、県内の指導者と中高生ら選手が参加した。豪女子代表チームでゴールキーパーコーチを務めるマーク・ヒックマンさんが、ゴールキーパーの選手に技術を伝え、指導者には指導法をアドバイスした。
ヒックマンさんは「ゴールキーピングには良いフットワークが必要」と話し、リラックスして楽な姿勢で構えることや、セーブした後ですぐ構える「リカバリー」が大事と助言。足の動きの俊敏さを鍛えるトレーニングや、ゴールとの位置関係を意識する大切さを伝えた。市文化スポーツセンターで講義もあった。
ヒックマンさんは1995〜2004年まで豪代表でプレーし、04年のアテネ五輪では優勝に貢献した。研修会はホッケー日本リーグ機構が主催し、県ホッケー協会が主管した。
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