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元井さんに地域おこし協力隊委嘱 小矢部市
 
2017年4月4日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市は3日、父が市出身の元井康平さん(30)に地域おこし協力隊を委嘱した。愛知県で武将などに扮(ふん)して観光PRに当たった経験があり、市内の農産物や農産加工品を生かした地域密着型のまちおこしや情報発信に取り組む。

 主に愛知県で育った元井さんは舞台役者の傍ら、岡崎市の「グレート家康公『葵』武将隊」や愛知県の「徳川家康と服部半蔵忍者隊」で活動してきた。母は隣接する石川県津幡町生まれで、祖父母が暮らすルーツの小矢部で働きたいと思ったという。

 桜井森夫市長が委嘱書を手渡した。市農業特産物推進協議会で働く元井さんは「会員制交流サイト(SNS)を使った情報発信や若い世代とのネットワークづくりを通して小矢部を盛り上げたい」と話した。委嘱期間は1年更新でおおむね3年間を予定する。市役所が受け入れて活動する隊員はこれで3人となった。

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