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南砺の寺に理解深める 「体験型検定」バスツアー
 
2017年7月26日 南砺市 地域・社会







 「越中富山ふるさとチャレンジ」の一環で、実際に名所旧跡を訪れて学ぶ「体験型検定」のバスツアーが25日、南砺市を中心に行われ、41人が市内の寺院の歴史に理解を深めた。

 県内寺社巡りツアー南砺市編と銘打ち、参加者が真言宗の古刹(こさつ)、安居寺(同市安居・福野)や世界的板画(はんが)家・棟方志功ゆかりの光徳寺(同市法林寺・福光)、国指定重要文化財・巌浄閣(苗島・福野)などを訪問。関係者やガイドの説明を聞いた。

 城端別院善徳寺(同市城端)では、伝統行事「虫干法会(むしぼしほうえ)」に合わせ公開されている寺宝を鑑賞。18世住職の長女で、大谷婦人会設立に尽くした大谷貞子の打ち掛けや、民藝運動の提唱者の柳宗悦の直筆の軸などを見て回った。

 28日も同様のツアーがある。参加者の募集は締め切っている。越中富山ふるさとチャレンジは県や北日本新聞社などでつくる実行委主催。

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