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4施設統合へ改訂案 仮称石動コミュニティプラザ
 
2017年8月10日 小矢部市 政治・経済

 小矢部市は9日の市議会公共施設再編特別委員会で、社会教育3施設の機能を統合する仮称石動コミュニティプラザの整備基本計画について、市民活動サポートセンターを加えた4施設を集約する改訂案を報告した。同センターの機能を確保するため、延べ床面積は100平方メートル増やし2100平方メートル程度とし、市民活動支援コーナーも設ける。

 3月策定の公共施設等総合管理計画で、総合会館、石動コミュニティセンター、勤労青少年ホームを統合する新施設に同センターも集約する方針が決まったことから、同センター利用者の意見も踏まえ、改訂案をまとめた。

 駐車場は本年度で閉園する石動幼稚園の跡地活用や新たな用地取得も視野に、約200台分の確保を目指す。

 新施設は市民図書館が入る総合会館がある場所に整備する計画。石動駅に併設して整備する新図書館の建築工事や利用開始が遅れることから、新施設の利用開始も当初の2020年度の6月ごろから年度末にずれ込む見通し。

■機能別消防団員導入で活動強化
 小矢部市は消防団の活動強化へ機能別団員を設ける。市議会12月定例会に団員に関する条例改正案の上程を予定しており、活動内容の検討などを進める。9日の市議会総務委員会で方針を示した。

 団員のサラリーマン化の影響で日中に活動できない団員が増えており、OB活用で活動を強化する。班長以上だったOBを対象にしたアンケートでは、おおむね20人が機能別団員として協力すると回答した。活動内容については、現職と同等や水利の案内程度などさまざまだった。

 唐嶋宏総務部理事・総務課長は小矢部消防署、消防連盟、消防団と設けた準備委員会で活動内容を決めていきたいとした。市は来年度から機能別団員を運用したい考え。

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