作童話小矢部市大会
　第７０回県少年少女自作童話大会（北日本新聞社主催）の小矢部市大会は２１日、石動小学校で開かれ、最優秀賞に同校５年の田谷行真（たやいくま）君の「おじいちゃんの白い花」が選ばれた。田谷君は市代表として１１月１２日に北日本新聞ホールで開かれる県大会に出場する。

　田谷君の作品は祖父が大切にしていた花壇の白い花を踏みつけ、素直に謝れずにいた主人公の小学生が夢の中で心の奥の自分と出会い、謝る勇気をもらうストーリー。苦手だと感じていた祖父と素直な心で接していけるよう成長する姿を描いた。

　石動小５、６年生の５人が発表し、野澤敏夫市教育長、市小学校長会長の笹島康代石動小校長らが審査した。市小学校教育研究会長の藤田一彦蟹谷小校長が講評、柴田北日本新聞砺波支社長が表彰した。

　▽優秀賞＝古村未来、堀井咲希、中山蒼生（６年）中田彩音（５年）

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