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地域包括ケア推進へ理解深める 砺波市民
 
2017年10月19日 砺波市 地域・社会






 砺波市は17日、地域包括ケアを推進するため、市民が生活支援や介護予防などについて理解を深める研修会をとなみ散居村ミュージアムで開講した。「まるごとケア スキルアップ研修」と銘打ち、講義やゲームを通じて学ぶプログラムで、11月14日まで計3回開催する。

 庄東、林、若林地区の民生委員やケアマネジャー、社会福祉協議会、地域包括支援センターの職員ら約30人が参加した。市内の開業医が在宅医療の現状とかかりつけ医の役割を説明。市が80歳の市内の高齢者を訪問し、日常生活の自立度や車の運転の有無などを調査した結果を報告した。

 参加者は3グループに分かれ、助け合い体験ゲームに取り組んだ。洗濯やごみ出し、アイロンがけなど、相手にしてもらいたいことが書かれたカードを3枚選んで依頼し合うことで、助け合いの大切さを再認識した。次回は31日。

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