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農産物の安全認証制度学ぶ 福光で研修会
 
2017年11月21日 南砺市 地域・社会

 農産物の安全性などを認証する制度「GAP」の研修会が南砺市の福光農協アグリフロンティアセンターで開かれ、約70人が販路の確保や輸出など将来の農業に関わる制度について学んだ。

 GAPは各工程の正確な実施、記録、点検、評価を行う持続的な改善活動。近年は2020年の東京五輪・パラリンピックで、選手村などに食材を納入することでPRにつなげようと、取得の動きが広がっている。

 研修会は福光協業組織協議会(天池善三会長)が開き、安心農業(東京)の藤井淳生代表を講師に招いた。藤井代表は日本の労働人口が急速に減少することから、海外に農産物の販路を開く国の戦略について説明。その際にGAPは輸出先の安心感を高めることにつながるとし「日本から出るためのパスポートのようなもの」などと説明した。

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