トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >イノシシ捕獲、過去最多219頭 砺波

北日本新聞ニュース

イノシシ捕獲、過去最多219頭 砺波
 
2017年12月14日 砺波市 政治・経済

 砺波市内で本年度、捕獲おりによるイノシシの捕獲頭数は今月4日現在で219頭になり、昨年度の総数159頭を60頭上回り過去最多となっている。13日の市議会産業建設委員会で市が報告した。

 市農業振興課によると、市管理の捕獲おりは般若、栴檀野、栴檀山、東山見、雄神の5地区に25基設置。農地への侵入を防ぐ電気柵は総延長が109キロある。 捕獲された219頭のうち成獣は104頭、幼獣は115頭。ニホンジカの捕獲も昨年度の1頭から5頭に増え、イノシシの捕獲おりやくくりわなにかかったという。

 市は2017年度、新たな鳥獣被害防止計画を策定する。狩猟後継者の育成対策のほか、有害鳥獣の生息状況、生態調査も関係機関と連携して進める。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.