南砺市議会総務文教委員会が13日開かれ、公共施設の管理運営を担う指定管理者選定に関する質問が相次いだ。市は選定委員会と相談し、選考の在り方を検討する考えを示した。
同市福野文化創造センターの次期指定管理者に、市のモニタリングで最高のA評価を受けた現行の会社が選ばれなかったことを受け、山田勉氏が選考方法の改善を要望。評価委員会によるモニタリング結果を反映させることや、公平性を高めるため選定委内の極端な意見を除外することを提案した。石川弘氏も評価委と選定委の判断が異なることへの違和感を訴えた。
これに対し市は、応募者のプレゼンテーションなどを通じて選定委員がそれぞれの知識に基づいて判断していることを説明する一方、議員らの指摘を踏まえ「いろんな意見を聞いたので、選定委員会に諮りたい」(上口長博市長政策部担当部長)とした。
同センターの指定管理者に新たな業者を選ぶ議案については、全会一致で可決した。
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