南砺市天神(福光)で収穫したソバで作った麺を振る舞う「ふれあいそば祭り」が24日、天神公民館で開かれ、大勢の住民が一足早い年越しそばを味わった。
天神では3年前から、転作作物としてソバを栽培している。祭りは住民に地元の味を知ってもらおうと、天神自治会(湯浅修会長)と天神営農組合(湯浅誠組合長)が毎年実施している。
ことしは長雨前に刈り取ったため、これまでで最高の出来になったという。南砺市利賀地域で麺に加工してもらい、約150食分を用意。住民が調理した。お年寄りから子どもまで大勢の人が次々に訪れ、素朴なそばの味を楽しんだ。地元産の黒豆とギンナン、もち米で作ったおこわも振る舞われた。湯浅会長は「地域が盛り上がればうれしい」と話していた。
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