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小矢部で「10年後の成人式」「35歳同窓会」
 
2018年1月4日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市のおやべde再会「10年後の成人式」と「35歳同窓会」が3日、おやべクロスランドホテルでそれぞれ開かれた。市内外から訪れた参加者は、懐かしい仲間や恩師との再会を楽しんだ。

 市がUターンによる定住促進を目的に、昨年に続き、実行委員会に委託して行った。

 1986年度生まれが対象の10年後の成人式には78人、82年度生まれが対象の35歳同窓会には102人が参加し、中学校の恩師も出席した。

 参加者は同窓生や恩師と思い出を語り合い、お絵描き福笑いゲームや小矢部に関する○×クイズなどを楽しんだ。桜井森夫市長は10年後の成人式に出席し「古里に帰ってきて若い皆さんの力でまちづくりをしてほしい」と呼び掛け、35歳同窓会ではビデオメッセージを送った。

 会場には市の助成制度などを紹介する定住促進ブースのほか、フォトスポットも設けられ、記念撮影を楽しんでいた。東京都の会社員、澤田祥子さん(31)=新西出身=は「懐かしい顔触れで楽しかった」とにっこり。福島市の会社員、佐藤直人さん(35)=秋田県出身=は中学から7年ほど小矢部で過ごした。「成人式にも出られなかったので20年ぶりに皆と会えた。小矢部で育ったからいつか戻ってこられたらと思っている」と話した。

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