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北日本新聞ニュース

「タワーの湯」譲渡も 小矢部市外部評価委が意見書
 
2018年1月16日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市外部評価委員会は15日、利用者が年々減少している「おやべタワーの湯」について、温泉設備の民間業者への譲渡や施設の機能転換など事業終了も視野に入れて早急な検討を提言するなど、市の2016年度事業について評価した意見書を桜井森夫市長に提出した。市は新年度予算編成などの参考にする。

 344事業から8事業を選んで評価した。タワーの湯については近年、近隣自治体に温浴施設がオープンしていることや、更新時期を迎えた温泉設備の抜本的な改修を行った場合は億単位の経費が見込まれることなどから「市において維持する必要性が薄らいできている」とした。

 入館者数が減少傾向にある大谷博物館の管理運営事業については、新たな企画展の開催や大谷兄弟の人物にスポットを当てたPRなど、より効果的な事業展開の検討を求めた。小幡宣和委員長(高岡法科大専任講師)が市役所で市長に手渡した。

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