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地震の被害想定修正 南砺市地域防災計画
 
2018年2月9日 南砺市 政治・経済

 南砺市は市議会全員協議会で、市地域防災計画の修正案を示した。被害想定が大幅に修正され、最大と想定される森本・富樫断層帯を震源とするケースでは、木造建物全壊2362棟、死者43人とした。

 砺波平野断層帯西部が震源となった場合は木造建物全壊1580棟、死者22人とされた。県地域防災計画の改定に伴い、修正した。

 老人ホームや学校などの「要配慮者利用施設」121施設のうち、危険想定区域にあるのは26施設。法改正を受け、避難確保計画の作成や避難訓練に取り組むことにしている。

 震度6弱以上の地震を主に想定した業務継続計画案も説明。3時間から1カ月以内に優先すべき業務を、期間ごとに示した。

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