食や農に関心のある小矢部市民ら有志でつくる「おやべもん実行委員会」は10日、イベント「気づいた人は農に向かう」(北日本新聞社後援)をクロスランドおやべで開く。自然栽培の仕掛け人の講演や、安心安全な農業にこだわる農業者らのトークセッションを通し、小矢部の農業活性化や農業者と消費者との橋渡しにつなげる狙いだ。
イベントは午前11時スタート。マルシェには北陸を中心に農業者・団体16店が出店し、こだわりの農産物や加工品を並べる。自然栽培で国内外から注目を集める石川県羽咋市の仕掛け人、高野誠鮮さん(元同市職員)と粟木政明さん(JAはくい農業振興課長)が講演する。
出店者らと消費者が語り合う「農コン」や、講演会講師2人と自然栽培を実践する農業者7人によるトークセッションを行う。実行委員長の武部佳子さんは「新規就農者を増やし、安全な食への関心を高めたい」と話す。問い合わせは武部さん、電話090(1638)8552。
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