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北日本新聞ニュース

民泊体験の成果報告
 
2018年2月13日 南砺市 地域・社会






 金沢大の学生が南砺市五箇山地域で合宿し、人間力の強化に取り組んだプログラムは12日、最終日を迎え、参加した27人が民泊を通じて学んだことを報告した。

 同大は2014年度から、五箇山地域や石川県の能登、白山麓などで「地域『超』体験プログラム」と名付けたカリキュラムを実施。住民との交流を通じて、地域への理解を深め、社会性を育んでいる。五箇山合宿は10〜12日の日程で、郷土芸能やかんじき、民泊などを体験した。

 報告会は市タカンボースキー場であり、山崎光悦学長が学生に質問を投げかけながら進めた。学生は宿泊先の家族との交流を踏まえ「1人暮らしで雪かきは大変」などと振り返った。自分たちが今後鍛えるべきだと感じた能力については「おもてなし力」や「やるべきことを気付けるようになること」などと述べた。田中幹夫市長も参加し、学生たちの発表に耳を傾けた。

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