昨年１１月に大日本農会の緑白綬有功章を受章した前いなばハトムギ生産組合長の和田俊信さん（６５）＝小矢部市石坂＝の受章を祝う会が１８日、同市中央町の総合宴会場ばんばで開かれ、関係者１００人が功績をたたえた。

　和田さんが妻の由美子さんと登場。代表発起人の岡田繁正ＪＡいなば組合長が「ハトムギを小矢部の特産にしてもらいうれしい」と式辞を述べ、芝田聡県農林水産部長、桜井森夫市長、橘慶一郎衆院議員、山田俊男参院議員が祝辞を述べた。長女の智恵子さんから花束を受け取った和田さんは「富山は『ハトムギ王国』になったが、さらに生産量を増やしていきたい」とあいさつした。筱岡貞郎県議の発声で乾杯した。

　和田さんは２００８年のいなばハトムギ生産組合設立から８年間組合長を務め、全国トップの産地づくりに貢献した。

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