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北日本新聞ニュース

篆刻や書の近作12点
 
2018年2月23日 小矢部市 地域・社会






 小矢部市西中野の篆刻(てんこく)家で書家の草田翠苑さんの作品展が同市名ケ滝の宮島温泉滝乃荘で開かれている。3月30日まで。

 草田さんは知遠書法篆刻研究会理事長などを務める。書や篆刻の近作12点を飾った。

 篆刻「石章八方」は昨年、中国の展覧会に出品した作品。八つの印を押し、書や瓦の拓本などを組み合わせて構成した。昨年の県展入賞作品「束馬懸車」や、篆書体の書「思無邪」など余白とのバランスを生かした作品が並ぶ。干支(えと)にちなんで甲骨文字で書いた色紙「犬」などもある。

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