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防災対策強化へ自衛隊OB配置 砺波
 
2018年3月1日 砺波市 政治・経済

 砺波市は10月から、防災の知識や経験のある市在住の自衛隊OBを「防災・危機管理専門員」として初めて配置する。夏野市長が28日の市議会本会議の提案理由説明で示し、防災対策強化の一環として新年度予算案に事業費261万円を計上した。

 今年の総合防災訓練は「河川の洪水・氾濫」の被害を想定し、庄下、中野、太田地区を対象に水害対策に重点を置いて行う。山間地の土砂災害警戒区域に該当する地区では、避難情報発表後に迅速な避難ができるよう、自主防災組織と連携した実効性のある訓練も実施し、要配慮者の避難支援体制の構築に取り組む。

 市長は「各地区の女性防災士1人の増員に向けた育成支援を行うなど、地域や関係機関と協力、連携しながら災害に強いまちづくりを推進する」と述べた。

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