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庁舎統合、議論深める 南砺市議会
 
2018年3月1日 南砺市 政治・経済






 南砺市議会は28日開会し、田中幹夫市長が提案理由説明で、庁舎統合について、市民や市議会とさらに議論を深めていくことに意欲を示した。

 市長が四つの分庁舎を福光に統合することを目指しているのに対し賛否がある中、分庁舎がある4地域別の「まちづくり検討会議」を発足させた。そうした動きを踏まえ、「市民と情報共有し、全市的な議論につながればと期待している」と述べた。庁舎統合を含めた公共施設再編の加速化や健全財政の維持にも意欲を示した。

 2018年度一般会計予算309億8千万円や17年度一般会計補正予算11億169万円(累計370億8129万円)など48議案と承認2件、報告1件を上程した。

全議員が18年度一般会計と特別、企業会計予算の計10議案を審議する予算特別委員会が設置され、委員長に山田勉氏、副委員長に古軸裕一氏を選んだ。会期は20日まで。

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