小矢部市は２８日、３月議会定例会に上程する２０１７年度一般会計補正予算案を市議会全員協議会で説明した。定住促進や空き店舗助成の利用が見込みより伸びたことから事業費の増額を盛り込んだ。

　定住促進対策事業のうち、住宅取得助成の利用が当初見込みの２２件から１０件程度増えると見込まれることから９７２万円を補正する。事業全体で転入者は当初の１４０人から３０人以上伸びるとみられるという。空き店舗助成も当初の６件が１１件に増えたことから４５０万円を補正する。

　一般会計補正予算案は１億７２４５万円を減額し、累計１５３億２７６７万円とする。減額は国の社会資本整備総合交付金の事業認証が見込みを下回ったことが主な要因。

　新年度予算案絡みで入院費の助成対象者を１８歳まで拡充する市こども医療費の助成に関する条例の一部改正の議案提出などについても説明した。３月定例会は２日開会する。

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