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　南砺中央病院（同市梅野・福光）は新年度、人工関節を正確な位置に設置するための「人工膝関節ナビゲーションシステム」を導入する。市議会予算特別委員会民生病院部会で、片岸博氏の質問に六十苅誠一同病院事務局長が説明した。

　システムは赤外線を利用し器具がどの位置にあるか、計画通り手術を行うにはどの方向に移動すれば良いか、などをコンピューターが計測する。これまで医師が目視で行っていたものを、データに基づいたコンピューターの指示で実施することで、手術の高精度化を図る。導入費用は約２３００万円。