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「ふるさと名人」に小矢部の田中さんら
 
2018年3月23日 小矢部市 地域・社会






 高岡、氷見、小矢部の3市で構成する高岡地区広域圏事務組合(理事長・高橋正樹高岡市長)は22日、高岡市役所で「ふるさと名人」の認定式を行い、ようじ作りの田中健志さん(76)=小矢部市埴生、竹細工の前田栄さん(85)=同市名ヶ滝、フルーツカービング・ソープカービングの島田千秋さん(46)=高岡市六家=に認定証を授与した。名人は計57人となった。

 田中さんは退職後に千葉県指定工芸技術「雨城楊枝(ようじ)」の職人のもとで修業し、新たな発想でナイフやフォークなどを作る。前田さんは小学生の頃に父親の見よう見まねで始め、現在は地元公民館で講師を務める。最年少の認定者となった島田さんは趣味で始めたフルーツカービングの技術を独学で磨いた。

 高橋市長が「技術を広く伝えてもらいたい」と述べ、認定証を贈呈。認定者を代表し、田中さんが「さらに研さんしていきたい」と謝辞を述べた。

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