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文久大行燈「台締め」 福野夜高祭前夜祭へ準備
 
2018年4月16日 南砺市 地域・社会






 南砺市福野地域中心部で30日に行われる福野夜高祭前夜祭の呼び物「文久(ぶんきゅう)の大行燈(あんどん)」の「台締め」が15日、同市柴田屋の福野西部地区防雪センターで行われた。

 文久の大行燈は、電柱がない時代に作られていたサイズを再現したもので、高さは16メートル弱。幕末の文久年間に祭史上最大になったとされることが名称の由来で、福野夜高保存会(晩田啓人会長)が有志の協力を受けて3月初旬から作っている。

 台締めは、台の本体に棒を縄で縛り付けて固定する作業。約20人が台の左右に長さ8・5メートルの台棒2本を、前後に長さ約3メートルの横棒計8本を付け、力を込めて縄を締めた。30日午前に台に行燈を設置して仕上げ、夜にJR福野駅前の通りを練り回す。

 行燈に色を塗るボランティアを住所や性別、年齢を問わず募集している。問い合わせは同会総務担当の河合秀和さん、電話090(4684)1165。

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