トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >多言語パンフ作製 「旧中嶋家」住宅を紹介

北日本新聞ニュース

多言語パンフ作製 「旧中嶋家」住宅を紹介
 
2018年4月20日 砺波市 地域・社会






 砺波市の砺波郷土資料館は、砺波チューリップ公園(花園町)内の市指定文化財、「旧中嶋家」住宅を解説するパンフレットを作製した。日本語と英語・台湾語の2種類あり、砺波地方の暮らしを紹介している。

 旧中嶋家は、かやぶきの家屋で江戸中期に建てられ、市内の住居で最も古い。元々は高波地区にあり、公園内に移築された。屋敷林を植え、散村農家の景観を復元した。

 パンフは平面図のほか、四季の表情を写真などで紹介。A4判の三つ折りタイプで各5千部作り、同住宅や市内の観光施設に置く。

 同住宅の維持管理に取り組むボランティア団体「えんなか会」と共同で、活動や行事などを25分間にまとめたDVDも作った。となみチューリップフェアの期間中に放映する。

 同資料館は「フェアを訪れた人たちにぜひ立ち寄ってもらいたい」と話している。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.