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棟方志功まちづくり連絡協 まつりやサミットへ一丸
 
2018年4月23日 南砺市 地域・社会






 南砺市福光地域ゆかりの板画(はんが)家、棟方志功をテーマにしたまちおこしを進める市棟方志功まちづくり連絡協議会(水口秀治会長)は22日、同市福光の松風樓(しょうふうろう)で総会を開いた。9月22〜24日に開く「棟方まつり」や同時期に市内で初開催される「棟方志功サミットin南砺」に向け一丸となって取り組むことを決めた。

 まつりは棟方への理解を深めてもらおうと、3年前から開いている。水口会長は、全国から棟方ゆかりの関係者が同サミットで集うことに触れ「棟方に対する関心はずいぶん高まったように感じる。サミットの盛り上げにも力を尽くしたい」とあいさつした。

 棟方関連のイベントが相次ぐ9月に向け、福光疎開時代の棟方作品などをテーマにした土産菓子の開発にも取り組みたい考え。旅行商品の企画についても関係機関と協議し、観光客誘致につなげる。

 同協議会は棟方に関わる活動に取り組む13団体で2016年に発足したが、さらに結束を強めるため「市棟方志功まちづくり協議会」に名称変更する。総会では、顧問の田中幹夫市長もあいさつした。

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