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小規模多機能自治後押し 南砺市職員74人、地区支援員に
 
2018年4月26日 南砺市 地域・社会






 南砺市は25日、市職員74人を市内各地区の住民活動をサポートする「地域づくり支援員」とし、辞令を交付した。各地区の地域課題解決を住民主体で担う「小規模多機能自治」の導入を後押しする。

 2010年度からの取り組み。「支援員」の市職員を自治振興会単位の31地区に派遣し、情報提供や助言などを通じ、自発的な活動の活性化につなげている。

 本年度の支援員は、来年度を目標とした小規模多機能自治導入へのサポートを主な任務とし、昨年度よりも9人多い74人。25日、同市福野体育館で田中幹夫市長から辞令が交付された。

 田中市長は本年度について「重要な1年」「正念場になる」と繰り返し、「住民の思いをくんで、導いて進んでほしい」と呼び掛けた。市政策参与の委嘱状をこの日受けた宮口☆廸(としみち)早稲田大名誉教授が「縮充(しゅくじゅう)の時代における地域づくり」と題し、講演した。
(☆はにんべんに同)

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