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「ぬく森の郷」民営化祝う
 
2018年5月31日 南砺市 地域・社会






 南砺市小又(福光)の温泉施設「ぬく森の郷」の民営化を祝う記念式典が30日、同施設で開かれた。市が公共施設再編を進める上で初めて民営化された産業用施設で、地元住民や市の関係者約90人が新体制での始動を祝った。

 同施設は2001年にオープン。地元住民からの負担金や土地の寄付、国や県の補助を受けて旧福光町が整備し、大規模修繕にかかる費用などを南砺市が負担してきた。市は公共施設削減を図るため、外壁や調理機器など施設の一部を手直しした上で、地元の人たちでつくる運営会社に無償譲渡した。年間15万人の来館者を目指す。

 式典では運営会社「株式会社ぬく森の郷」の北島秀一郎社長が「この施設から地方創生に挑戦していきたい」とあいさつ。田中幹夫市長、武田慎一県議、長井久美子市議会副議長が祝辞を述べ、片岸博市議の発声で乾杯した。

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