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市税未納800人 南砺
 
2018年6月12日 南砺市 政治・経済

 南砺市は市税の滞納・未納の状況について、2016年度以前から未払い状態の人は約800人、昨年度未払いだった人は約450人だったとした。11日の市議会本会議で松本誠一氏の質問に、川森純一市民協働部長が答えた。

 税務課によると、滞納・未納者は減少傾向にあるという。滞納税額のうち「回収不能」と判断して損失処理した不納欠損額は15年度が1314万円、16年度が1812万円、17年度が784万円だった。昨年度課税分の全体収納率は99.3%を見込み、個人市民税は99.4%、法人市民税は99.6%、固定資産税は99.1%などだった。

 近年は土地や家屋といった固定資産について、相続放棄するケースも市内で増えつつある。市は国の法改正や制度整備の動向を見極めつつ「関係課が連携して空き家活用に取り組むとともに、危険家屋などには優先順位を付けて対応していく」(税務課)としている。

 山本勝徳、中段晴伸、竹田秀人、古軸裕一、川口正城、赤池伸彦の各氏が一般質問した。

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