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現状維持は困難 小矢部のメルヘン建築・クロスランド
 
2018年6月15日 小矢部市 政治・経済

 桜井森夫小矢部市長は14日の市議会本会議で、公共施設再編に関し、メルヘン建築やクロスランドおやべも現状のまま全てを維持するのは困難との考えを示した。施設ごとの具体的な方針を示した市公共施設再編計画の最終案は、18日の市議会公共施設再編特別委員会で報告される予定。石田義弘氏の一般質問に答えた。

 2017年3月に策定した市公共施設等総合管理計画では、施設の延べ床面積20%以上削減を目標に掲げている。桜井市長は、更新時期が近づいているメルヘン建築とクロスランドおやべは「市のシンボルであり、県内外から多くの観光客が訪れる」とした上で「他の公共施設と同じように俎上(そじょう)に載せて、再編を検討していく」と述べた。

 全18地区で行った「タウンミーティング」やパブリックコメントなどでは、積極的な再編を望む意見も多かったと説明。素案で中期(26〜35年度)と後期(36〜45年度)に再編検討するとした施設は、時期を前倒しして早期に方向性を示したいとした。

 タウンミーティングの参加者が前回16年度より18%増の796人だったことも明らかになった。

 このほか、沼田信良氏が代表質問、白井中、藤本雅明、山室秀隆、砂田喜昭の各氏が一般質問した。

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