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木遣り踊り頑張るぞ 太子伝観光祭へ練習
 
2018年6月18日 南砺市 地域・社会






 南砺市井波地域中心部で7月28日に行われる「いなみ太子伝観光祭」の木遣(きや)り踊り町流しに向け、井波木遣りの会(高桑崇会長)メンバーが練習に励んでいる。

 木遣りは江戸時代に焼失した瑞泉寺再建のため、材木を運搬した際に響かせた唄が起源。男性が采配を、女性が扇子を手に踊る。町流しは、太子伝観光祭の名物として親しまれている。

 練習は今月から始まり、16日夜も井波八乙女体育館で、園児から大人までが参加して行われた。采配を振り上げる所作などを一つ一つ確認。徐々にアップテンポになるリズムと共に、勇壮な雰囲気を漂わせていた。

 町流しには小中学生を含め約300人が参加する見込み。同会メンバーは、5月に認定された「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」の構成文化財に木遣り踊りが含まれたのを励みに、一層の地域貢献を誓っている。

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