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北日本新聞ニュース

自主防災の取り組み学ぶ
 
2018年6月20日 南砺市 地域・社会






 南砺市自主防災組織連絡協議会と、防災士らでつくる市防災こころえ隊の合同勉強会が18日夜、同市防災センターで開かれ、各組織のリーダーら約60人が知事特別表彰を受けた3団体の取り組みを参考事例として学んだ。

 功労表彰の大鋸屋(おがや)地区自主防災組織(城端)の松本久介会長は、家族全員が無事の家に白いタオル、救助が必要な人がいる家には色付きのタオルを掲げるルールを訓練で徹底していることを説明。支援人員を効率的に割り振ることができるメリットを強調した。

 優良活動表彰を受けた福野南部自主防災会の古瀬正嗣会長、山田地区自主防災会(福光)の西井満年本部長はそれぞれ、災害発生から3日間は自主防災組織での対応を心掛けていることや、2006年度以降の訓練、研修会の様子を紹介した。

 勉強会に先立ち、同協議会と同隊の総会が開かれ、それぞれ松本久介会長、蟹野正男会長らを再任した。

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