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日本遺産給食おいしい 認定に合わせ南砺で統一献立
 
2018年7月11日 南砺市 地域・社会






 文化庁の日本遺産に認定された南砺市の「木彫刻美術館・井波」を表した給食が10日、同市内の小中学校17校で提供され、子どもらが郷土の魅力を感じながら味わった。

 日付の語呂合わせで7月10日の「なんとの日」に合わせ、地元産食材を豊富に使った統一献立「なんとハートフルランチ」を提供する取り組み。今回は5月に井波彫刻を軸とした「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」が日本遺産の認定を受けたのに合わせ、井波の特色を一部取り込んだ7品目とした。

 このうちの一つは、「木彫刻美術館・井波」の構成文化財にもなっている郷土料理の「よごし」。旬のコマツナで作った。「八乙女山の風穴汁」は、風穴をイメージした輪切りのちくわと、強風を表す利賀特産「清流そうめん」を具材とした。カレー粉を付けて焼いた「なんとポーク」など夏場にふさわしい料理も添えた。井波小学校では田中幹夫市長を迎え、6年生児童が一緒に味わった。

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