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伝統の踊り井波中生が練習 28日町流し
 
2018年7月12日 南砺市 地域・社会






 南砺市井波地域中心部で28日に行われる伝統の木遣(や)り踊り町流しに向け、井波木遣りの会メンバーが11日、同市井波中学校で生徒に踊りを指導した。

 木遣りは江戸時代に焼失した瑞泉寺再建のため、材木を運搬した際に響かせた唄が起源。男性が采配を、女性が扇子を手に踊る。町流しは、井波別院瑞泉寺の伝統行事「太子伝会(たいしでんえ)」にちなむ「いなみ太子伝観光祭」に合わせて披露され、同校生徒が毎年参加している。

 11日の練習には1〜3年生209人が参加。所作を確認した後、男女別に練習し、腕の伸ばし方やめりはりの利かせ方などを学んだ。最後に、木遣りの会メンバーの唄や太鼓、拍子木に合わせて踊った。

 高桑崇会長から「失敗を恐れず、力強く踊ってほしい」と激励を受け、本番への心構えを胸に刻んだ。

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