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福光の活性化策探る まちづくり検討会議
 
2018年7月12日 南砺市 地域・社会






 南砺市の庁舎統合や公共施設再編と絡めたまちづくりの方策を議論する検討会議の意見交換会が10日夜、同市の福光福祉会館で開かれ、福光地域の活性化策などが提案された。

 検討会議は分庁舎がある旧4町にそれぞれ設けられ、各種団体関係者らが議論を重ねてきた。

 福光地域検討会議は子育て世代が委員の中心となった。田中幹夫市長が四つの分庁舎の福光統合を目指す一方、検討会議は統廃合を巡る動きが不確定だとして、庁舎の在り方などについては今回言及しなかった。地域全体の課題を洗い出し、幅広い世代が交流したり、豊かな休日が過ごせたりするまちづくりが重要だとした。

 出席者からは福光福祉会館一帯の再編や利活用を含めたまちづくりや、若者にも催しに参加してもらえる方策の検討などを求める声が上がった。

 今月5日から旧4町で開いてきた意見交換会はこれで終了した。各地域の検討会議は今回出た意見を参考に具体的な議論を重ね、来年3月に市長に提言する。

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