小矢部市ゆかりや県在住の国会議員4氏による「ふるさとトーク」が15日、同市興法寺の南部公民館で開かれた。9月の自民党総裁選や憲法改正、スポーツ界の不祥事など多彩なテーマで語り合った。
衆院議員の馳浩氏(自民、同市出身)、橘慶一郎氏(自民)、笠井亮氏(共産、妻が同市出身)、参院議員の山田俊男氏(自民、同市出身)が参加。馳氏が進行役を務め、一人一人が通常国会での活動を報告した。
憲法改正を最初のテーマに選んだ笠井氏は「現在の憲法を守って平和な日本をつくりたい」と強調し、安倍晋三首相を支持する馳氏は「(総裁選で)自衛隊のあり方と憲法改正の議論に注目していく」と述べた。
人口減少の社会で目指すべき経済対策やスポーツ界で起きたさまざまな問題の再発防止についてもそれぞれ意見を述べた。
橘氏が「国会でも今日のように『聞かせるな』という議論をしていきたい」と締めくくった。
馳氏と笠井氏の妻の出身地である興法寺村内会(松本壽夫区長)が毎年開き、9回目。桜井森夫市長や筱岡貞郎県議、市内外の市議、住民ら約90人が訪れた。
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