トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >小矢部出身2選手、市役所で喜び報告 アジア大会ホッケー「金」

北日本新聞ニュース

小矢部出身2選手、市役所で喜び報告 アジア大会ホッケー「金」
 
2018年9月6日 小矢部市 スポーツ・文化






 ジャカルタ・アジア大会ホッケー男子で初の金メダルを獲得した日本代表の山下学(小矢部RED OX、石動高出)と村田和麻(同)の両選手が5日、地元の小矢部市役所を訪れ、桜井森夫市長に戦績を報告した。歴史的な勝利を振り返るとともに、間近に迫った国際大会や2020年東京五輪でのさらなる活躍を誓った。

 日本代表の主将を務めた山下選手は「最高の結果が出た」と喜ぶ一方、「あくまで通過点。東京五輪に向けて向上したい」と意気込んだ。7月から正式に小矢部RED OXに入り「小矢部でホッケーをしてきたことが今回の結果に結び付いた」と感謝した。

 村田選手はアジア大会でチーム最多得点を挙げ「優勝して自信につながった」とにっこり。18日からはオーストラリアで開かれる4カ国大会が控える。出場するのは世界ランクが日本より上位のチームばかりで「チャレンジ精神を持って臨みたい」と語った。

 選手らは市職員から温かな出迎えを受けて会場入りした。小矢部RED OXの沼田秀樹監督が1970年バンコク大会の銅メダル以来となる48年ぶりのメダルだったことなどを紹介。桜井森夫市長と福島正力市議会議長が激励金を手渡し、偉業をたたえた。

 アジア大会でホッケー日本代表は女子も初優勝し、小野真由美選手(SOMPOケア、石動高出)が活躍。山下、村田、小野の各選手を祝福するため、市や県、市の各ホッケー協会などは市役所庁舎正面玄関に看板を設置した。

 大阪府で開かれるホッケー女子の「4カ国いばらき国際大会」には北京五輪代表の吉川由華選手(おやべWeed’sHC、同)が出場する。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.