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困窮家庭学習支援受け入れ拡充検討 砺波市議会民生病院委
 
2018年9月14日 砺波市 政治・経済

 砺波市議会民生病院委員会は13日開き、市は生活困窮世帯などの子どもを対象にした学習支援事業について、要望があり、スタッフが確保できれば、受け入れの拡充を検討する考えを示した。境欣吾氏の質問に答えた。

 事業は5月に開始し、現在は市内の生活困窮世帯と一人親家庭の小中学生9人が学ぶ。太郎丸の散居村ミュージアム交流館で毎週金曜午後7時から2時間程度行っている。教員のOBら8人の学習支援員と大学生サポーター4人がスタッフとなり、学習を支援。7月には団体や個人から食材を提供してもらい、手作りカレーを楽しんだ。

 市は今後も定期的に手作りカレーの日を予定しており、学力だけでなく、食育によって社会性や生活力も身に付け、安心できる居場所となるよう努める。

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