トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >めんめん館、来年1月再開目指す 利賀地滑りで休止の施設

北日本新聞ニュース

めんめん館、来年1月再開目指す 利賀地滑りで休止の施設
 
2018年9月14日 南砺市 政治・経済

 旧利賀スキー場(南砺市利賀村上百瀬)で2017年1月に発生した大規模地滑りにより使えなくなっている「利賀めんめん館」について、南砺市は13日の市議会産業建設委員会で、来年1月の再稼働を目指していることを報告した。山田清志氏の質問に答えた。

 この施設には麺類の製造とそば打ち体験コーナーを併設し、それぞれ県西部森林組合と市が運営。地滑りによって土砂が流れ込み、1年半以上使われていない。旧スキー場内での発生防止対策工事が進み、避難勧告が解除されるなど周辺の安全性が向上し、再開への環境が整ってきた。

 市は市議会9月定例会に提案している本年度一般会計補正予算案に、再稼働支援補助金123万円などを計上した。芝井広ブランド戦略部次長・農林課長は、予算案可決を経て、12月に麺類を試作し、県厚生センターへの休止届を取り下げると説明。「来年1月に再開し、体験コーナーも災害前の状態に戻したい」と述べた。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.