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倒壊の恐れがある特定空き家候補10軒を審議 南砺市
 
2018年9月19日 南砺市 政治・経済

 南砺市は、空き家対策特別措置法に基づき、倒壊の恐れがある「特定空き家」の可能性がある10軒について審議を進めている。18日の市議会民生病院委員会で、市が古軸裕一氏の質問に答え、報告した。

 10軒は平野部、山間地にある。有識者ら5人でつくる審議会で、景観や衛生上の有害さ、生活環境保全への悪影響などを見極め、特定空き家に該当するかどうか判断する。

 31の自治振興会ごとに配置した空き家サポーターについて、市川孝弘南砺で暮らしません課長は、不動産や建築関係、空き家対策の制度にさらに精通するため、年度内に研修の場を設ける考えを示した。「空き家はさらに増えていく」との見通しを示した上で、「サポーターのスキルを上げ、連携していくことが重要」と述べた。

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