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人口20〜30代と女性で転出超過 小矢部
 
2018年9月20日 小矢部市 政治・経済

 小矢部市は19日、市議会人口対策特別委員会で、年齢別の2016〜17年度の社会動態(転入出に伴う人口の動き)を報告した。転出が転入を上回る「社会減」が続いており、16年度が137人、17年度は55人。20〜30代の転出超過が著しく、特に女性の占める割合が高かった。

 20〜30代の社会減では16年度が計135人(うち女性78人)、17年度は計54人(同47人)だった。坂田力企画政策部次長は「20、30代の定住促進と女性を市内に引き込むのが課題だ」と述べた。

 住宅の取得や賃貸住宅の家賃への助成など定住促進対策事業費は、16年度が6550万円、17年度は8571万円。事業を活用して転入したのは16年度が161人(全体674人)、17年度は202人(同695人)だった。

■機械式ゲート導入20年4月 石動駅前駐車場
 小矢部市議会総務産業建設委員会が19日あり、市は石動駅前駐車場の機械式ゲート導入を2020年4月に予定していると明らかにした。設置までは現状の対面式で料金を集める。

 石動駅周辺整備事業に伴う新図書館工事で車両の規制などが必要なため。新しい「石動駅南第1駐車場」は機械式ゲートとなり、使用開始は新駅舎と南北自由通路と同じ11月27日とする。

 改札口や駅事務室などがある駅舎2階には待合施設や交流施設、飲食物販コーナーを設ける。同コーナーは市内の社会福祉法人が運営できるように準備を進めている。

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